網膜上出血(もうまくじょうしゅっけつ)のレーザー治療 眼科医大高功(おおたかいさお)

私は網膜はく離の手術を多く手がけております。この手術は気合いが必要なので、強い決意を持って臨んでおります。迅速な手術治療、多少の犠牲を払ってでも確実な網膜の復位を得る事が大切です。

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原因としては、網膜の中の静脈や動脈のコブ(静脈瘤、動脈瘤)、加齢により網膜変性症によって成長した異常な血管からの出血、などがあります。

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左の写真が出血です。この出血にさえぎられて、視力が出ません。目の中に特殊なガスを入れて、うつ伏せに寝てもらって、出血を押しやった状態にしてから、血管造影で悪い血管を探し出して、そこを焼きます。

うまくいけば、上の写真のようにきれいになります。それでもだめなら手術でとってしまうわけです。

最初から手術でがーっととってしまうこともできますが、切らないで治す方法を考えるのもまたプロのテクニックと自画自賛させてください。

レーザー光線を使いますので、一応レーザー手術という分類になりますが、切らない手術、ということで、体に優しい、というわけです。



mail: otaka@isao.com

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